『今年のフェブラリーSの展開は超○○ペースも?!』
 今回は、2016年度最初のG1であるフェブラリーSについて特別コラムを書くことになりました。
テーマは、『展開』とし、逃げ馬などを見ていく中で、フェブラリーSの展開を枠順確定前の段階から前もって推測したいと思います。
 さて、展望にも書いたように、今回は逃げ馬、先行馬が多数揃っており、ペースが読みづらいレースが予想されます、
まずは、逃げる可能性がある馬を以下の5頭にピックアップします。
①アスカノロマン(太宰騎手)
②コパノリッキー(武豊騎手)
③コーリンベリー(松山騎手)
④スーサンジョイ(和田竜騎手)
⑤モンドクラッセ(田辺騎手)
 ①アスカノロマンは、前走の東海Sで2番手から押し切っているように、スンナリと先行した形から押し切るのが理想で、逃げないにしても先行を主張する形となりそう。
また、②コパノリッキーはここ4走で全てハナを切っているように、揉まれ弱いタイプで、ここ2年先行策から押し切っているのを見ても、間違いなくハナを狙いに行く競馬になるでしょう。
そして、③コーリンベリーに関しては、前走が中途半端で不可解な競馬によって大敗し、前走と同じ騎手が継続して騎乗することを考えると、2走前にG1制覇をした1200m戦のような果敢な逃げが予想され、少なくとも前走のような競馬になるとは考えづらいと言えます。
次に、④スーサンジョイですが、距離短縮した4走前からは全て2番手以内の競馬から押し切っての4連勝を考慮すると、挑戦馬としての立場であれば、必ず自分の形を狙いにいくと見られます。
最後の、⑤モンドクラッセは、前走こそ逃げの形で2着に敗れましたが、近5走で4回逃げており、唯一逃げなかったみやこSで7着に崩れたことを見ても、少々強引な形になってもハナを狙ってくる事は間違いないでしょう。
 よって、それぞれ思惑を秘めた上記の馬達が先手争いで競り合うこととなれば、ペースが早くなる可能性は非常に高くなります。
ちなみに、昨年のフェブラリーSの5Fのラップは、12.3-10.6-11.4-12.6-13.1=60.0で、800〜1000mの間のラップが緩んだ影響によって、コパノリッキーが押し切る形となりましたが、今年は昨年より早い58〜59秒台前半での通過も十二分に考えられます。
また、雨の影響を受ければ57〜58秒台での競馬もあり得ます。
 その理由としてはやはり、逃げる可能性のある馬が5頭揃っている事や、東京1600mのコース形態、1200〜1400m戦を中心に使っていた馬が多数出走していることが原因です。
そうなってくると、差し馬の中で有力馬として挙げられる、
①ノンコノユメ(ルメール騎手)
②ベストウォーリア(戸崎騎手)
③ロワジャルダン(横山典騎手)
辺りが有利になってきそうで、最後の200mから一気に形勢逆転、となる可能性も頭に入れておく必要があります。
 ですから、最初に挙げた5頭の枠がどのように並ぶのか。
ここが、今回のレースの最大のポイントと言っても過言ではなさそうで、【①アスカノロマン、②コパノリッキー、④スーサンジョイ】辺りは内枠を引いた場合、消しでも良いと考えています。
 以上、展開面を中心にコラムを書きました。
ただ、展開はあくまでも予想のファクターの一部分であって、上記に加えて『血統や調教、馬の実力面』など様々な観点を見ていくことになります。
しかし、今年のフェブラリーSは例年以上に展開面が結果に影響を与えるレースになるはず。
そのように感じているので、読者の方々が上記のコラムを参考にし、各々で枠順を確認した上で、『ハイペースorミドルペースorスローペース』なのかを、予想してもらえればと思います。
 倉本匠馬のフェブラリーSの予想は、G1日限定メニュー『東京後半全レース予想』、『G1予想』で公開しますので、最終的なペース予想が気になる方、予想を知りたい方はぜひそちらもよろしくお願いします。