☆天皇賞(秋)1週前追い切りコラム☆

エイシンヒカリやモーリスなど休み明けの人気馬の体調は?!5頭ピックアップで詳しく解説!

 中距離最強馬決定戦である天皇賞(秋)。今年はマイルで世界を制したモーリスや香港Cとイスバーン賞で圧勝を見せたエイシンヒカリ、昨年の覇者ラブリーデイなど豪華なメンバーが揃った印象で、非常に盛り上がりそうである。しかし、やはり気になる点と言えば人気上位馬の体調面。力があったとしても、100%の力を出し切れないようでは拮抗したG1の好メンバー相手に勝つのは容易ではないだろう。特に天皇賞(秋)は秋初戦を迎える馬や一度使った馬など多岐にわたるメンツ。したがって、今回は人気上位馬などを中心に先週の水曜日と木曜日に行われた1週前追い切りについて詳しく見ていきたいと考えている。もちろん、最終追い切りで見るべきポイントや本番に向けての注意点なども事細かく書いていく予定なので、ぜひ読者の方は最終追い切りを見る上で参考に頂きたい。

 さて、今回間隔が開くものの注目されている馬は以下の2頭であろう。その2頭とは、①エイシンヒカリ(武豊騎手)と②モーリス(ムーア騎手)である。

 どちらも世界を制した名馬で今回が日本でのラストランである。そして、もちろん種牡馬入りが既に決まっており、怪我をしないことが最優先事項となっている筈である。まず、①エイシンヒカリは栗東のCWで94.4-77.6-62.8-49.5-37.7-13.4と内を回ったにせよ驚異的な調教時計を叩き出した。しかし、折り合い面に不安がある同馬にとって決して良い調教とは言えず、映像を見ても最後もバッタリ止まった印象。さらに、入厩して約2ヶ月も本数や負荷のバランスを見るとやや急仕上げ感があるので、今週追い切ったとしても8割程度の出来での出走となりそうだ。一方で②モーリスは南W83.0-68.2-52.8-37.6-12.7でサトノクラウンと併せる調教。内を回ってのモノだが、サトノクラウンを子供扱いにする内容で、この馬らしい動きを見せた。本数も順調にこなせており、最終追い切りは軽めでも全く問題なさそうだ。特に心配点は見当たらない。上記2頭は体調面において明暗がクッキリ分かれたと言っても過言ではないだろう。

 


毎日王冠を回避したリアルスティールの評価は?!前哨戦を叩いた2頭にも注目!



 次に注目すべき馬は以下の3頭だ。①ラブリーデイ(ルメール騎手)と②ステファノス(川田騎手)、③リアルスティール(Mデムーロ騎手)である。

 やはり、上記の中で最も気になるのは③リアルスティールだろう。毎日王冠を体調面の問題で回避しており、天皇賞(秋)までに間に合うかが注目される所だ。しかし、1週前追い切りは栗東CW82.8-66.2-51.4-37.5-12.1で、内を回っての走りも動き自体は悪く見えなかった。また、そもそも毎日王冠に向けて身体を作っていた為、本数や負荷などは問題なく回避後は順調に仕上がってきている。最終追い切りは坂路で行われるだろうが、流す程度でも十分なので特に気をつける点はない。また、①ラブリーデイと②ステファノスもCWにて好時計をマークしており、それぞれ京都大賞典と毎日王冠を使った上積みが大きく見込めそう。どちらもほぼ100%に近い状態に仕上がっており、本番では120%の力を出せるだろう。

 以上、人気上位馬に支持される可能性が高い馬を中心に1週前追い切りについて詳しく見ていった。上記5頭の中ではエイシンヒカリが最も仕上がりが遅れている印象で、リアルスティールに関しては現時点において心配する必要はなさそである。また、ステファノスやラブリーデイ、モーリスに関しても最終追い切りを普通にこなせば100%に近い状態での出走が期待できる。ゆえに、ぜひ読者の方はエイシンヒカリの最終追い切りの動きには特に注意した上で、その他の休み明けの馬やルージュバックなどについては今週の調教の動きを見て各自判断して頂きたい。